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犬の流通を変えるには? ++++++++ ペットと暮らしやすい町に

2005/08/17

日本のペットを取巻く環境はとても深刻です。
飼主である私達の意識の問題の他に、犬が「高額な商品価値」として成立つ事が、犬を取巻く環境を益々深刻に、そして複雑にしていると感じています。

私自身の考えは、今一緒に暮らしている仔をどんな経緯や動機で迎えたのであれ
最後まで愛情を注いで守り続ける事が一番大切な事だと思っています。
その事を大前提の上で、もう少し「犬の流通」について考えてみたいと思います。

(以前、こちらの記事でも取上げましたが、
6月の動物愛護法の改正が決定した事と関係する内容です。)


犬の流通を変えるにはどうしたらいいのか?
まずはその実態を私達が「知る事」だと思います。
流通に関しては売る側の問題だけでなく、購入する側と深く関係している事を頭に入れて、下記にご紹介する記事(記事中の関連記事も含めて)をご覧ください。
記事のタイトルからは難しい内容に見えるかもしれませんが、
日本の犬の流通や繁殖の実態が見えてくる、とても分かりやすい内容となっています。

 改正動物愛護管理法の課題 ([犬]All Aboutより)

以前の私は単純に「生体展示販売」も「ネット販売」も全てが悪いと思っていました。
でも、実態を知れば知るほど、ちょっと違うぞ?と思う様になってきました。

ネット販売は画面を見てボタン一つで購入できる安易さを批判されますが、
じゃあ、目の前で仔犬が見える生体展示販売なら安心かと言えば、
可愛らしさに目を奪われて、健康状態や疾患を見極めるほどの冷静さがなければ
ネットであれ、生体展示販売であれ、同じ事ではないかと思います。
私達が慎重にならなければ、どんな販売方法であっても同じ事。

私達が無知であれば、販売する側は危機感を持つ事もなく、
今の流通や販売方法をそのまま続けて行くだけの事です。
私自身の仕事を振り返ってみても、お客様の方が勉強されて知識が豊富であった時、
初めて自分自身に危機感を持ち、より勉強してより質の高いものを提供しようと思います。
これは犬(ペット全てとしてもいいです)の流通にも同じ事が言えないでしょうか。

先日、里親募集とショップそれぞれから犬を迎えた知人に
「可哀相な仔を救う為に里親募集から迎えるのは分かるけど、ショップだって売れ残れば可哀相なのは同じなんだから、ショップから迎える事だって不幸な仔を助けた事になるのでは?」
と言われました。
この場合は「かわいそう」という感情が何よりも優先されていて、
これでは「可愛い」という感情だけを優先させて購入する事と
根本的には変わらないと私は感じました。

自分や家族が最後までその仔を飼えるのか?
その仔だけでなく自分や家族皆が幸せになれるのか?等
もっと現実的な問題を大切にしないと、衝動買いと何ら変わらない行動に思えるのです。
「可愛い」「かわいそう」という感情を持つのはいい事ではあっても、
その感情だけでは「最後まで一緒に暮らせない」という事を忘れてしまいがちです。
そして、感情を優先させる事で「販売側」を見極める判断が鈍ってしまう恐れがあります。
(話は少し逸れますが、里親募集に関しては「募集側」を見極める冷静さが必要だと思います。ここでも感情を優先させる事に流通と同様の危機感を持っています。)

まだまだ私達は感情が先行しがちで、
その事が「ペット後進国」というレッテルが貼られている原因の一つに思えます。
販売側にとって一番脅威となるのが「冷静な購入者」のはずなんです。
ネット販売も展示販売も「販売側」をもっと見て購入を決めてほしいと思います。

今はとかく「ネット販売」が非難の対象にされていますが、
「生体展示販売」にも同様にルールが必要だと感じます。
例えば、先程のAll Aboutさんのこちらの記事にもある様に

■子犬を狭いショーケースに入れて販売はしない
■生後50日までは親兄弟と一緒に飼育し、販売しない
■犬舎及び母犬を見たいという要望に応じる
■子犬を診てもらう動物病院を指定しない
 (主治医を決めるのは飼い主)
■店内は常時清潔を保つ
 (限度を超えた場合は地方自治体が改善命令を出す)
■販売後2週間以内に伝染性疾患と診断された場合、
 治療代は店がもつ(代わりの犬と交換するのではなく!)


といったルールは私も共感が持てました。
もちろん、販売側に対して疑問を感じたら、そこから購入しないという
私達の姿勢が少しずつでも広がる事が大切だと思っています。

ネット販売については、私なりに色々なHPを見てある程度の判断基準ができました。

◆購入希望者にブリーダーと仔犬に直接会う事を勧めている
◆仲介業のHPの場合は、仲介者がブリーダーに会い、犬舎を直接見に行っている
◆購入者(購入希望者)に繁殖を勧めない
 (遺伝性疾患の問題を厳粛に受止めて説明している)
◆ネット販売と展示販売のメリットとデメリットを誠実に説明している
◆ブリーダー目線ではなく、購入者(飼主)目線でHPを作成している
 (衝動買いを勧めない慎重な姿勢。最後まで飼う事を強調している)


この他に、皆さんの判断基準などがあったら教えてください。
共に「冷静な購入者の目」となって行きましょう。


追記:
Hem Hem HomeAll AboutさんのHPで紹介していただきました。
「小型犬」の一般愛犬家サイトとして自薦したのですが、内容を見てくださったご担当の方が「動物愛護」カテゴリでご紹介してくださいました。
「動物愛護」という堅苦しい言葉が実はあまり好きではないのですが、今回の件ではとても嬉しく思いました。この場を借りて、お礼させてください。ありがとうございました。
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Comment
「生後3ヶ月未満の犬を販売しないこと」
確かに、これだけでも規制ができたら随分と変わるでしょうね。
問題は、生後3ヶ月という期間をどこが監視、チェックをして、許可を降ろすのか、とう事かな?

この機関がはっきりしないと、嘘偽りで平気で裏では売買しそうですよね。
特にネット販売の場合は、写真と実際の仔が同じだという保証がない限り、同じトラブルが起こりそうです。
買い手が仔犬神話から抜け出せなければ、裏ではお互い承知の上で売買もできてしまう。
ネットに関しては、あくまで販売者の信頼性を見極めてもらうHPを許可し、逆にネット販売に重点を置いている所は要注意、という買い手側の意識の変化が大きく鍵を握ることになるでしょうね。
どちらにしても規制するのなら、規制する機関がはっきりとする事かな。

親犬がブリーダーさんの所で人間と暮らす為のルールを身につけていれば、仔犬は母犬から教わって自ずと覚えていってくれるでしょうね。
犬にはやはり、犬が一番育てやすいんだと思います。

その獣医さんが仰った様に、獣医師も飼主だけでなく、ブリーダーに啓発してほしいですね。
販売の問題はぜひとも獣医師が率先して食い込んでもらいたい。
そして、正しい知識を私達飼主に伝えていってほしいです。
そしてぜひとも「かわいい」が最優先のペット業界や、メディアに対して物申す!
くらいのやる気と、正義感のある獣医師が増えてくれる事を期待しています。

実は私と同じ誕生日のシーズーちゃんが、もう8ヶ月過ぎてもショーケースに入ったままで、デパートのペットショップで売られています。
気になって見に行く度に、まだ売られている…。
これを運命だと思って購入する気持ちは私にはないです。
もちろん私にはヘムがいるし、彼こそが私が守る存在だから。
ただ、その仔を見る度に思います。こんな販売方法は間違っている!と。
そう思わせる様なショップからは購入しない事も、立派な主張だと思っています。
今すぐには変わらなくても、5年後、10年後、20年後には今よりはよくなっていく…
地道ではあっても人の意識が変わるにはそれなりの時間がかかりますものね。
【2005/09/01 18:12】 URL | あこち [ 編集] | top▲


お帰りなさーい!(って距離的には遠くに行っちゃったんだけど。笑)

『共に暮らすペットを最後まで愛情をそそいで守り続けること』
これって当然の事なんですよね。
それでも守れない人が多いから、繰り返し何度でも言い続けなければ行けないテーマだと思っています。

里々さんがはっきりと気付いている様に、求める側が、利益追求の販売側を変えるんです。
だから、里々さんの様にうるさい客(笑)になった方が、求める側にとってはいい事なんですよね。
普通の買い物にしても厳選するのだから。
店員の応対一つでお店だって変えるでしょう?
これくらいの厳しい目を持つべきですよね。
その事が、ペットにとっても、私達にとっても、よりよい出会いの場になると思うんです(^^)
ネットは使い方次第で、普段では知り得ない情報に触れる事ができますよね!
だからこそ、ネットでの発言は気をつけていかなければと思ってます(^^ゞ
里々さん、これからも意見交換よろしくねv
【2005/09/01 18:11】 URL | あこち [ 編集] | top▲


もしも、これだけでも規制できたら?
もしくは、これを率先して販売業をやってくれるショップがあったなら?買う側の認識が変わってくれたら?他の色々な問題が連鎖して改善されないでしょうか?
犬関連の識者が出した結論の中で仔犬の健全な生育に必要な期間は、目安として3ヶ月となるようです。

日本では仔犬(生後1ヶ月前後)から買うことが公然としています。
これって、もしかしてショップの都合もあるんじゃないかしら。

「ねぇねぇ、あそこのお宅、まだ生まれて間もない子犬を買ってきたのよ~」「え~ひっど~い、可哀想」「それって虐待?」
というのが諸外国(動物先進国)では増えていて普通になってきているようです。

確かに仔犬を育てるのって本当は難しいことなんだと感じませんか?
だって仔犬を家族に迎えて、わけもわからないうちに病気したり、子犬育てに失敗「問題犬」にし、早々に「駄目犬」の烙印を押して、譲渡もしくは捨てる人間が後を絶たない状況ですよね・・・仔犬育ての難しさがあるんじゃないでしょうか?
心身健康な仔犬を知っている日本の飼い主がどれだけいるでしょうか?
もしかして心身が不安定な仔犬だから、よりいっそう育てるのが難しかったら?
本当に3ヶ月親のもとで育つ仔犬が非常に飼い易かったら?

「三つ子の魂100までも」と言われますが、親犬や姉妹犬の中で乳児期を過ごすことは、犬の心身の健康上必須のようですし、その後の犬生にかかわる問題なのですから責任あるブリーダーさんが躾の基盤を作ってくれたらいいですよね。

私達の必須条件に「幼いかわいさ」「若いが一番」「新鮮さが勝負」が最優先されていませんでしょうか?

私の信頼する獣医さんが言ってました。
「乳児期が病気も一番不安定な時期だし、予防接種も済ませ乳児期に発症しやすい病気もクリアした健康的に安定した仔と暮らし始めるほうが犬にとっても飼い主にとっても良いことだ。それに、精神的にも安定している仔は躾も入りやすいのだよ。」と。

生体展示販売を行なうショップやブリーダー、市場などがこれを守らなくてはいけなくなったら、流通はどのように変わってくるでしょう?
少しずつ大きくなる仔犬を3ヶ月健全に管理しなくてはなりませんし、一番難しい時期を乗り越えるための労力や経費もかかることでしょう?
その難しい時期の労力や経費を私達飼い主に負わせているのだとしらた?
生後1ヶ月前後の仔犬を店に展示するためには生後何日で親許を引き離され、箱に詰められやってくるのでしょう?そしてガラス箱生活をさらに1ヶ月もすれば、売れ残りとしてバーゲンされるか、処分されるか?

3ヶ月の大きさに育った子犬は価値がないのですか?
私達は3ヶ月の仔犬が手元にやってきたときに可愛がれないのでしょうか?

保護された犬の多くは心身に傷を負っていると考えられていますが、不適切な時期に親犬や姉妹犬と引き離すことが仔犬の不安定な心や体に傷を負わせているのです。そして過酷な流通ルートを乗り越え、さらに不安定になった状態で私達の手元にわずか1ヶ月で届くのです。
今の販売基準(仔犬神話)は、ショップの都合で決めた賞味期限なのではと改めて見直さなければならないと思います。

もちろん販売の現場での販売促進のみの安易な譲渡は大問題ですが、生体展示販売以外の販売者にも共通している問題として、販売の時期についてもっと深く再考したほうがいいのかも。

生後1ヶ月って本当に可愛いですよね。可愛いと思わせなきゃ彼らは生きていけませんから訴えてくるものも大きいですね。
今後私達は意識を変えて、その誘惑に勝てるでしょうか?
【2005/09/01 12:09】 URL | フォレスト [ 編集] | top▲


2日にかけてみなさんのコメント読み返しましたです。
しばしネットから離れていたため、数日前からみなさんの記事を読み始めたあたしです。

あこちさん他あこちさんの所に訪れる方々の記事に再三書かれている 
『最後まで愛情をそそいで守り続けること』が出来ない人があまりにも多く、その結果、不幸な仔が増え続けるという現実を改めて感じました。

人間の子供ならそんなに簡単には手放したりしないような人も、犬猫の事になるとそうでなかったりしますよね?
家族として迎え入れたのか、ブランドとして迎え入れたのかの違いなのでしょうか?

利益だけを求めて商品同様に犬猫その他の動物達を売ろうと必死なショップが目につきます。
でも、それをくい止められるのは、求めてる側。
いい面ばかり口にする人と、利益抜きにあえてマイナスな部分も口にする人、どちらを信用するか、かしら?
求めてる人にとって、ショップ等の人は専門的に見えがちだと思うの。
きっと何も知らないだろうっていう人にはおそらく商売心だけ先に立つのだと思うし、あこちさんも書かれていたけれど、売る側に危機感を与えることも必要だと思う。それだけ慎重になってるということだし、そうする事で相手の向上にもつながるように思う。
あれこれ質問するいや~な性格のあたし(^^;
検疫所の人に℡した時も、きっとすっごく扱いにくい相手だと思う。ブラックリストにのってるかも(¨;
でも、それでいいと思ってる。
あなたのとこのHPだけじゃ判りずらいんだわよ!ってことを伝えたいって思っているから。
うっ、久々に出てきて、すぐ脱線。
失礼しました。
この辺りでひとまずヤメにします。

最後に、あたしはネットを始めてから多くのことを知りました。
テレビや雑誌等、多くの人が目にするものでは、決して知ることの出来ないことをたくさん教えてもらいました。

多くの人に知ってもらいたいこと、たくさんですね。



【2005/09/01 10:08】 URL | 里々 [ 編集] | top▲


>見て買うことで、そういうトラブルは防げるかな?

これについては、ショップでも全く同じトラブルを聞くし、実際に犬サイトでお付合いさせてもらっている方も経験されてました。
そして、ショップが紹介してくれた病院へ行って、違う病気と診断されて益々悪化したそうです。
結局は私達が無知であれば、どんな販売方法であっても同じ事だと思うんです。
販売方法そのものよりも、私達がそれぞれの販売方法を冷静に判断する事の方が、私はやはり大切だと思います。

もっと酷い話では、ショップで購入したMダックスちゃんが、一週間後に水頭症を発症してしまい、そのまま寝たきりの生活になってしまった事もテレビで報道されていました。
同様に、犬雑誌に載っていたブリーダーさんから迎えられたボーダーコリー君は、CL病という遺伝性疾患で2歳の若さで亡くなっています。この疾患が日本で蔓延してしまったのは、販売の現場よりも更にその前、ブリードの現場にまで遡らないといけません。

病気や疾患の問題を取上げるのなら、販売方法「以前」の問題になるんですよね。
問題の原点、根本的な解決には、産まれてこない様に人間が責任をもって管理しないといけないので、「繁殖のルール」の重要性を感じます。
それを可能にする為に「販売のルール」の中で、ブリードの現場に圧力がかけられれば…と考えているんです。

こういうトラブルはショップ、ネットやブリーダーとは無関係に多いのですよ。

リンク先のAll Aboutさんの記事にも書いてあるけど、犬の購入に関するトラブルの相談内容のほとんどが「健康上の問題(病気)」なんだそうです。
ショップ、ネット販売で比較すると、ショップ販売に関する相談が多い様ですが、これはネットよりもショップの方が一般的には身近で、ここから購入する人が多いからでしょうね。
もちろん、ネットにも同様のトラブルは存在します。
ネット特有のトラブルもあるので、それは記事中の「判断基準」に書いてみました。

私達が冷静な目を持つ事は、販売者に危機感を持ってもらう以外に、流行に踊らされて、何も調べずにブランド志向で犬種を選び、犬を買う人が少しでも減る事にも繋がって行くと思います。
【2005/08/21 14:58】 URL | あこち [ 編集] | top▲


なるほどねー。勉強になります。
ほーっと思う反面、やっぱりネットで買って、明らかに皮膚病の子を送ってくるような実例があったので、抵抗感があるのも事実です。その子は送り返されました。その後の行方を知ることはできません。疥癬でした。見て買うことで、そういうトラブルは防げるかな?分からない疾患も多いかもしれない。契約書の必要性を強く感じます。自己責任、ネットでは当たり前のこのことも、まだまだ浸透してない気がします。あおりを受けるのは動物ですものね。システムの確立が急がれるところですね。
大きさについてはとても重要ですね。大型犬ブームの後は大きい雑種も増えることでしょうし。犬種にこだわるのは大事だけど、こだわりすぎることに懸念。高いこと、珍しいことを喜ぶ人達は思ったより多いな、という私の感想です。ブランドとして買うという意識は、とても根強い気がします。これこそが問題なのであって、選びすぎるというのはそういうことな気がします。私の知り合いにもシーズーを飼って魅力に取り付かれ、常にシーズーを飼っている人がいます。今は3代目だったかな?こういう犬種ならではの魅力に魅せられるのは、お金の価値観とは無縁のものですね。そういうのを愛っていうんだろうなぁ。愛がなくちゃね。
あれ?変なまとめになっちゃったわ。愛があれば、何も問題ないんだけど、とにかくお金が絡むことには参っちゃうな。
【2005/08/20 23:36】 URL | シロ [ 編集] | top▲


昔から「純血種」と「雑種」差別がありますよね。
実は、私もシロさんの感覚に近いんですよ。ショップで買った事がないし、犬種にこだわりや執着がない所は似ていると思います。ヘムと暮らすまでは犬種に対する愛着なんてこれっぽっちもなかったですから^^

ただ、ヘムと暮らす様になって不思議とシーズーに対する愛着が湧いてきただけでなく、同じ雑種でもロンと似た仔は格別な感情が湧く事に気付きました。「似ている」という要素は人の感情を大きく支配するみたいです。
それと、犬の場合は小型犬から大型犬まで種類がとても多く、同じ「犬」という枠に収まりきらないほどバラエティ豊か。大きさ、性質、手入れの違いにも非常にばらつきがあって、一言で「犬と暮らしたい」と言っても選択肢が多いのです。
私の様にマンション暮らしで「小型犬一匹まで」というルールがある場合は、雑種を探す方が大変でしたし、住宅密集地となると犬と暮らす事そのものが難しく、選択できる範囲が狭められます。
成犬になった時の大きさが予測できる事は私にはとても重要な事だったのです。
そこで私は初めて「犬種」を知ろうと思う様になったし、その知識がとても役に立ちました。

この犬種を知るきっかけも、犬の流通を知るきっかけも、ペットを取巻く環境の裏側を知ったきっかけも、私の場合は全て「ネット」でした。ネットを調べる道具として使いこなせる様になれば、ただ単に「ネット販売」という言葉だけでアレルギーを起こす事もなくなるのではないかと思います。
(実際にアクセス解析や、HPにいただく感想を見ても、調べ物をして検索している段階で来て下さる方が多いのです。それだけ、ネットは調べるツールとして利用されているのだと感じています)

そして、ネットであっても犬と出会う場として十分に成立つと思います。
ただ、その為には「ルール」が必要だと感じて、今回の記事の内容になりました。

販売方法にはそれぞれメリットとデメリットがあって、その両方を先入観を捨てて知る事から始めないと、偏った意見になってしまうのでは…と自分自身を振り返って考え直してみたんです。

シロさんが書かれている実際に会って決める「フィーリング」の大切さも、生体展示販売のメリットですが、その一方で衝動買いを勧めるデメリットにもなりますよね?
そうやって追求してみると、今回の法改正では「ネット販売」のデメリット部分が強調されて、なぜ「生体展示販売」のデメリットは取上げられていないのか?それだけでなく、どちらの販売にも共通のデメリットが存在するのに、なぜネット販売だけが大きく取上げられているのか?そこに注目しています。

法改正については、この両方の販売方法を公平な立場で判断できる方が関わる必要性を感じています。

>ネットでの安売り大特価!的販売は後を絶たない

これはネットに限らず、ショップのチラシや店頭も全く同じ傾向が見られて、どちらもどんどん加熱しているみたいです…。
【2005/08/19 09:19】 URL | あこち [ 編集] | top▲


やはり、まずは今の現状を知る事から始まりますよね。
一人でも多くの人に知ってもらい、そしてどうしたらより良くなるのか考えてもらい、皆で意見を出し合う事で少しでも変わって行くのではないか、と私は考えています。

ハナさんもショップから迎えたのですね。
私はショップから迎えた方々に対して、ショップから購入した事を後悔してほしいと思って書いたのではなく、自分が迎えた所をもっとよく知る事で「犬の流通そのものがもっとよくなってほしい」と前向きに考えてくれる事を願って書いています。
私達に幸せをくれる彼等との出会いの場は、お互いに気持ちの良い場であってほしいもの。
だから、そこで売られているペット達の存在を否定している訳ではないんですよ(ってハナさんなら分かってくれてますね^^)

やはり、最近の純血種は弱くなっている様ですね。
ここまで多いと危機的な状況と言っても大袈裟ではないかもしれません。

マスコミはとても影響力が大きいのに、取り扱うテーマが薄っぺらな事が多いですね。公に情報を提供する立場をもっと厳粛に受止めて、誠実に情報を取上げるべきなのに。
そして、視聴者は簡単に流されない様に、鵜呑みにしないで常に疑問を持つ姿勢も必要だと思います。
こういう姿勢が全ての事(もちろん犬の流通に関する問題も)に言えると思うし、私達の意識改革が始まる第一歩だと思います。
【2005/08/19 09:19】 URL | あこち [ 編集] | top▲


犬屋さん?昔はそういう言い方だったみたいですねぇ。

近所に人気犬種のみ次々と繁殖している繁殖家さんがいますが、何となく昔で言う「犬屋さん」の延長戦の様に見えるんです。
お話した感じもいい方なんですが、仔犬が産まれると「この仔は目の縁が黒いでしょう?ショップに高く売れるわ~♪」と浮かれて話してくれるのです(^^; 私とは全く違う感覚で犬を見ているのは分かります。
実はこういう方が近所に何人かいらっしゃって、皆さん不思議と似ているんですね。汗

「生体保証」に腹を立てる方がまともな感覚だと思いますよ。ショップで購入された方の中で、どれだけの方がこの事に疑問を持っているのか気になる所です。
何となく腑に落ちない、でもいいから、もっとこういう声が聞かれてもいいと思うのだけど…。

フォレストさんの考える販売のルールは「犬種」に対する正しい知識を、販売側に求めている訳ですよね。今ではネットで情報が広がった事もあって、一部の熱心な飼主さんの方がショップの店員さんよりも知識は豊富かもしれませんね。
こういう飼主さんが増えれば、販売側も変わらざるを得ないはず。
時間がかかっても、やはり飼主側、購入者側の意識がまず変わる事が理想的だと言う結論になるんです。

繁殖(出産)、遺伝性疾患など問題になっている事と、獣医師との関係は深いですよね。
獣医師の質の向上も犬の流通を変える要因になるはずだと私も思います。
ショップ側に目を向けている動物病院は要注意!
【2005/08/19 09:18】 URL | あこち [ 編集] | top▲


All Aboutさんの記事を皆さんに見てもらいたかったので、調度いい機会でした(^^)

ほとんどの方がショップから犬を迎えているので、当たり前の事だと思うんですよ。その「当たり前のこと」を変えて行きたいと思っているので、今までの事をどうこう言っているのではなく、これから先の事の方が大切だと思います。

ショップが「不都合があれば他の犬と交換する」と言えるのは、いくらでも犬がいるとも聞こえますね。実際、あんなに沢山繁殖していれば質はともかく量はあるって事だし…。ショップとしては痛くもかゆくもないのでしょう。
ペットを家族として迎える人なら、この条件にまりあさんの様に気分を悪くするはず。
でも、それが当然と思って購入する人や「交換してくれ」とクレーム出す客もいるのだから、やっぱりどっちもどっちなんですよね(^^ゞ

犬を家族として迎えるにしても、人間の家族の様に「親兄弟を選べない家族」とは違って、私達自身が「選ぶ家族」となるので、よっぽど緊急な事態(放っておけずに拾った、保護した等)や「犬」であれば犬種にこだわらなくても暮らせる環境の場合と違って、ショップ等で購入する場合は考え検討して選択する時間が必要なんですよね。
確かに出会ってピン!ときて、そのまま最後まで幸せに暮らす人もいると思うけど(これって選ぶ家族となる結婚にも言えるかも)購入して迎える場合は、販売者(繁殖者)がいる訳だから慎重になり過ぎて悪い事はないと思います。

愛犬を大切に思うほど、その親兄弟が幸せなのか気になるはずですよね。(でも実は私はロンの親犬に会った事もなければ、特に会いに行きたいと思った事もないんです。この辺りは一概には言えないし感覚の違いもあるでしょうね)
以前、まりあさんのブログに「犬舎や親を見てみたいというお客様が詮索して迷惑するから知らせない」というショップ側の言い分が書かれたコメントを拝見しましたが、それは犬舎や親を知られたくない、競り市から来た仔なら本当に知らない、という事情もあるはずです。

他にも実体験から疑問に思った事があったら教えてくださいね。
【2005/08/19 09:17】 URL | あこち [ 編集] | top▲


「とにかく純血種」この傾向が販売にかんする問題の、中枢をなしていると感じます。純血種は遺伝性の疾患も多く、価格も高い、それでも直接見なくても犬種である程度どういう犬猫なのか分かります。ネットでの通販が可能なのも、そういう一面があるからでしょうか。純血種神話は純血種犬の生活をも脅かすもの。
テレビで「チャンピオン犬の子を妊娠しているチワワ」が数百万!というのを見たことがあります。ゴールデンタイムでした。このプラダのバッグが…というのと何が違うでしょう?それが今の日本の動物に対する標準的な扱いなのでしょうか。耐え難い扱いでした。お腹の子供ごと商品としての付加価値を付けられ、慣れしたしんだ場所で出産できない。犬にとっては商品価値が上がっても何のメリットもないように思いました。まだまだずっと遠い未来には、お金の見返りとしてのペット、という価値観がなくなっていて欲しいと、果てしない野望ですがそう思います。
見て買う、というのは大事なことだと思います。一度も会ったことのない人と結婚できるでしょうか?人間じゃないけど、相性はあると思います。ひらめきも。
売れ残るとかわいそうなことになる、そのこと自体がおかしいのだし、選ばれなかった犬のことを考えない多くの買い手側とともに変わっていって欲しいと願います。とはいえネットでの安売り大特価!的販売は後を絶たないのですから、理想論だけでは何ともなりませんね。
新動愛法の施行で、悪質な業者が減り、ネットでの購入が少しでも安全なものになっていけばと願います。
選ぶことは大事だけれど、選びすぎるのも問題、そう思う今日この頃です。純血種というブランド思考を何とかできないだろうかなぁ。
【2005/08/19 01:08】 URL | シロ [ 編集] | top▲


ご無沙汰しています。生き物との出会いは様々ですよね。ペットを飼う人みんなが動物問題の現状を知っているわけではないので、悪循環の繰り返しですね。私も1年前まではこのような現状を知らないでいました。当然うちの仔もペットショップで出会い飼いました。今思うと25年前に同じ犬種をブリーダーから購入した時は、遺伝疾患も病気勝ちではない健康な仔でした。やはり、今のペットブームは安易過ぎますね。それを煽るマスコミもどうかと…。出来れば、もっと今のペットブームの現状をマスコミとか強く取り上げてほしいですよね。ちらほらネット販売を危惧する動きがあるようでが。いずれにしてもあこちサンが言われているように販売する側の状況を見極めること必要ですよね。おびただしい不幸な仔が少しでも減ることを願わずにいられません。
【2005/08/18 23:02】 URL | ハナ [ 編集] | top▲


25年前ぐらいになるかな?
最初のシーズーは、犬屋さん?動物屋さん?に居た仔です。犬種の説明もなく、避妊のメリットなど当然聞かされることもなかったので、15歳で乳癌になり逝ってしまいました(当時は愛犬の友ぐらいしか雑誌のなかったの)。
5年前に久々に迎えた仔は、ペットショップから。生体保証なんぞを突きつけられて、むしょうに頭に来て断りました。最初から家族を迎える覚悟があったのでしょうね。紹介された動物病院も・・・玄関先で退却しました。早々に皮膚疾患が出たので、とても華やかな美々しいショップでしたが買ってしまってから目覚めました。
4年前に来た仔は、当然慎重になりました。ネットで検索しコーディネートしてもらって何件かの犬舎に出向きました。あやしい所も行きました。

あこちさんや紹介HPのコメントの通りだと思います。店頭でもネットでも、こちらの冷静な判断力が問われるということだと思います。どちらにどれだけの功罪があるのかなど比較できないような気がします。どちらにも悪い商売しているところはあるということ。

考えればいくらでも出てきますが、とりあえず販売のルールとして上記に付け足すとすれば?
・その犬種の特徴の長所短所を説明する。
(長所のみの説明では不十分)
・その犬種特有の遺伝疾患を事前説明する。
・遺伝疾患が発症した場合は、可能な限り健康状態に回復できるよう治療費などを負担する。
(これがあれば、犬の仕入れに気をつかうのでは?)
・販売する仔犬だけを見てもらうのではなく、その犬種の親犬(成犬)を販売店の責任で一度は見せる。
(成犬スタンダードを知らずに求める購入者がいるため)
・バーゲン・最安値・特価・均一・景品等という表示を用いない。
(「命」に対し、軽々しい用語は不適当)

考えると色々出てきちゃう。

お得意の脱線。
同じ動物取扱い業でも獣医師というのは、ある程度法律などで管理されているはずですよね?
生後間もない仔犬の感染症とか、遺伝疾患の犬が受診した場合、購入元の記録を残すことはできないのでしょうかね?そして市町村(行政)に報告義務。流通に情け容赦ない悪徳ショップは明白になると思うのですけど。ついでに抱き合わせの動物病院とかも浮き彫りになるとか?
(まっこれは思いつきですけど)

【2005/08/18 14:58】 URL | フォレスト [ 編集] | top▲


All Aboutに紹介してもらえるなんてすごいわぁ。
でもね、あこちさんのHPは沢山の人に見てもらいたいと思うので、私も嬉しいです。

あこちさんには何度も話していると思うけれど、ウチはペットショップで犬を買いました。
今となっては複雑ですが、後悔はしていません。
ショップの指定期間中に犬が死んだり不都合があれば他の犬と交換すると言われました。
すごくショックでした。
犬ってそんなに簡単に死んでしまうものなのかって…。
病気のことも記事の中のペットの流通の事も何も知りませんでしたが、途中で手放したりする事は犬を迎え入れた時も今も考えられません。
人それぞれの環境や生活スタイルで飼える犬と飼えない犬が決まってきます。
いくら犬を飼える状況であっても、迎え入れる前に考える事が大切ですよね。
それから、私もコタローの生まれた犬舎や親を見てみたいと思って捜したことがあります。
結局、分からないままで終わらせてしまいましたが…。
こういったことに配慮をして欲しいと思います。
それが、犬達の環境の改善になれば強く希望します。
【2005/08/17 23:36】 URL | まりあ [ 編集] | top▲




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無知である事を知る。
あこちさん、こんにちは。本当はコメントしようと思ったのですが、リンクを貼りたい部分があったのでトラックバックさせていただきました。 どっぐ「ず」な日々。ダックスとの楽しい生活【2005/08/19 14:04】
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