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実験動物の犠牲の延長にあるもの ++++++++ ペットと暮らしやすい町に

2006/01/10

いつも大変お世話になっているkanakoさんの記事
アニマルポリスを誕生させよう!: 実験動物のパブコメ
を拝見して、改めてカタカナの墓碑を読んでみました。
ヘムヘムもリンクさせていただいてますが、ブログでもご紹介しますね。

実験動物技術者として働いてきた佐藤さんの実体験を綴ったお話です。
動物実験の現場にある日、突然現れた一人の女性がいました。
彼女の名前はアン・ロス。2人は次第に心通わせる友人となります。
そして、佐藤さんがアンから受継ぎ、社会へ伝え続ける思想とは
―「実験動物の犠牲の延長に人の命がある」―
 
人と動物の関わり合いの中で、本当に大切なものとは何か?
高度医療と便利な生活を手に入れた現代の日本人が失ったものは何か?
動物問題に留まらず、広い視野と角度から問う作品だと思います。
動物福祉と人間の福祉はとても深い関係にあるのです。
カタカナの墓碑 (バナーをクリックしてください)

ショッキングな画像は一切ありません。
佐藤さんの言葉だけで十分に伝わってくると思います。
今まで、動物実験反対を訴えるHPや本を見た事もありますが、
私が真に心に響いたのはこの「カタカナの墓碑」です。
ジュリアン出版から本も出版されています。

こちらのブログを携帯でご覧になっている方の為に、
以下に「カタカナの墓碑」のエッセイから一部引用させていただきます。
アン・ロス女史と佐藤さんに心より敬意を表して。


***********************************

物事には本音と建前があると知ったのはいつ頃のことか?

~中略~
 
自己矛盾の中で私も随分、悩んで来た。動物実験の是非について、現場に居る技術者として、色々な関係者と接触して来たが、どこまでが本音で喋っているのか判らない人も多かった。 生物は生活本能として、生きる為にはまず、何かを食べなければならない。食物連鎖と言う言葉があるように、他の生命を犠牲にしてでも自分の生命を維持しなければならない運命を背負っている。そして、人間はその食物を得る為には労働と言う義務を果たし、その見返りとして、金銭を得て、それを食物に還元させて、家族や自分の生命を維持している。これは、どんな職種も同じ事で、動物実験に携わる人々も例外でない。

~中略~

これまで「科学の発展の為とは言え、人間にはそんな権利は無い、今後、如何なる動物実験も許さない!」とか「貴方達は牛肉も食べている、そのような由来の衣服や靴も履いているのではないか?」と言うような不毛の議論が戦わされて来た。そんな人々もこれまで、うんざりするほど本音と建前の社会で生きてきたはずだ。そこには相手の気持ちを理解することは無く、お互いが本音でものを言えない者同士のいたわりの精神も存在しない。すべて、自己中心で、世界がその周りを回っていると勘違いしている。科学者も関係者も間違いは改めるべきだし、過去の過ちについても謝罪するべきだと思う。一方、反対派も目線を自分自身に置き換えて他の生命がどれだけ、家族や自分の生命に役立って来たかを自認して欲しい。

私は何故、本音でものを言うと自分も家族も崩壊するかも知れないこの危険な社会で、反対派も賛成派もわけ隔てなく、アンのことや動物福祉の重要性を訴えて来たのかと言うと、どんな人間でも最終的には相手を理解する許容性があると信じて来たからである。アンの物語には英語版もあるが、それを見た海外の一部の反対派から「貴方は死ね!そして実験犬に生まれ変われば良い」と書かれた。もし、そう言う輪廻転生が存在するなら、私はいつでも覚悟している。それが、実験動物技術者として、多くの死を容認して来た立場への贖罪なら、喜んで生まれ変わりたいと思っている。
これが私の本音である。

カタカナの墓碑(本音と建前)より

テーマ=紹介したい本 - ジャンル=本・雑誌

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Comment
>のりたまさん
確かにちょっと長いですよね。笑
でもね、あのボリュームの半分が「カタカナの墓碑」の物語で、残りの半分は佐藤さんのエッセイを集めたものなんですよ。
物語だけでも読めるといいですね^^

戌年と動物実験が関係しているんですか?初耳です~。
全国的なことなのか、一部の地域のことなのか、実験全般に言えることなのか…ちょっと不明な点が多いですが、あながち根拠のない話でもなさそうですね。
佐藤さんのエッセイには、ペットとして飼われ、そして不用とされて捨てられた犬達が実験動物としてくる経緯も書かれていました。こんな所にも、ペットブームの問題が広がっているんですよ…。

最近、日本史に興味を持って、小説家の方が書いた読みやすい日本史の本を古代からずーっと読んでいるんですけど、日本人の信仰や思想、独特な宗教観、政治や動物問題と様々に繋がって行くんです。幅広い視野で物事を見るいい材料だし、奥が深いなぁと益々はまってます(^^ゞ
【2006/01/14 14:50】 URL | あこち⇒のりたまさん [ 編集] | top▲


のりたまです。
紹介してくださったサイト、とても興味があったので読もうと張り切ったのですがあまりに長文で・・・(いや、マジで時間なくて・・・汗)
時間がある時に読みたいと思います。

動物実験の事、知らない事が多すぎて、先日もびっくりした事がありました。
あこちさんが紹介してくださったサイトを読んでいたら、後ろからオーナーが「今年は戌年だから動物(犬限定??)実験ってないんだよな。毎回戌年の年はそうなんだって。新聞記事に載ってた」と。
いつの記事なのか忘れていて、たまたま古新聞を処分したばかりで結局その記事を私は読むことができなかったのですが・・・。
でも、実験って1日2日で終わるものではないし、年をまたいでいたらどうなるのかなぁ・・・とか矛盾はありましたが、当事者ではないオーナーに聞いても無駄だと思ったので。(汗)

とにもかくにも、ペットの話とは関係ないのですが、これが本当の話なら、日本にもまだそういった信仰という文化が消えていないんだなぁ・・・としみじみ感じたのです。
【2006/01/14 12:11】 URL | のりたま [ 編集] | top▲


>杏さん
私も10代の頃はひどかった症状が、今では随分とアレルギー症状が落ち着いてきた様に思います。やっぱりニブクなったのかな?笑。
最近では友人の家にいる猫ちゃんに、あまり体が反応しなくなってきたんです。
普段から気をつけて生活すれば、猫と一緒に暮らせるんですね~♪
Nちゃん、早く心開いてくれますようにv

パブコメは難しいけど(読んでいる途中で眠くなる…^^;)読むだけでも、今どういう事が起きているのか分かってきますね。思った以上に収穫の大きい作業だと実感しています^^
【2006/01/13 22:33】 URL | あこち⇒杏さん [ 編集] | top▲


あこちさん、アレルギー、やりたいことができず不便ですね。私は大人になって随分丈夫に(ニブク)なったので注意すればある程度のことは出来るようになりました。
冬の朝シャワーを浴びるのはきついですが、犬ねこと暮らしたいので浴びます!パブコメも難しくてもがんばるぞ!
【2006/01/13 13:10】 URL | [ 編集] | top▲


>杏さん
お疲れさまです!
杏さん、猫アレルギーなんですね。私もなんですよ。
でも、保護されたんですね。私は自分にすがってきた猫をアレルギーだからと泣く泣く見捨てた事があります(T_T)明らかに飼い猫で迷子札もつけていたのに、文字が滲んで読めなかったんです…。
その見捨てた猫ちゃんの為にもがんばらなければ。

大学の授業で動物実験をした身内がいるのですが、可哀相だし必要性も感じないと言ってます。2回ほど実験をしたそうですが、あまり多くを語ってくれません…。
食肉や畜産にしてもそうですが、私達は現実をあまりにも知らされていないし、知らずに生きて行く事をよしとしてますね。
でも、kanakoさんも仰っている様に、まずは現実を知る事だと思います。
膨大な数の命を奪っている者として、出来る事をしていきましょうね。
【2006/01/13 08:53】 URL | あこち⇒杏さん [ 編集] | top▲


ちょっと新入り猫のせいで眠れてません・・・。眠いです。
遺失物のパブコメの時に、物でも六ヶ月保管するのだから、命のあるものは当然六ヶ月保管!と、送りました。保健所の迷い犬も同じですよね。
動物実験は、現場で辛い仕事をしてらっしゃる方の為にも、もちろん犠牲になる動物のためにも、力になることをしていきたいですね。がんばりましょうねー!
【2006/01/12 22:40】 URL | [ 編集] | top▲


>杏さん
うわぁ~夜遅くにわざわざありがとうございます><大丈夫ですか?

収容期間六ヶ月、理想ですよね~vだって警察では遺失物は半年保管されるのでしょう?ヘムだって
半年間は飼主さんが現れれば無条件にお返ししないといけなかったし…。処分までの期間が短すぎると思っている人が多い事も知ってもらいたいですものねv

私は教えてあげられるほどの人ではないのだけど(汗)これから一緒に考えていきましょう!
どうぞよろしく(^^)
【2006/01/12 19:55】 URL | あこち⇒杏さん [ 編集] | top▲


あこちさん、勉強になります!有り難うございます。
私の案は最終目標かな?収容期間六ヶ月・・・。四日で処分するって素案にいきなりソレは無理とわかってはいるけれど、書いちゃいました。またいろいろ教えて下さい!!
【2006/01/12 02:15】 URL | [ 編集] | top▲


関東では、定点回収をやめて処分数(=収容数になりますね)を大幅に減少させた例もあるので、まずはこの様な措置をとって現在の処分数を約半分に減らしてから、抑留期間や狂犬病予防法の改正ができたら現実的かな?と考えてます。
そこでやっと、安楽死の方法も現実味を帯びてくる様な気がするんです。あくまで私の考えですけど^^
全てが同時進行できたら素晴らしいけど、現実は段階的に改善されるのでしょうね。こんな感じで参考になったでしょうか?汗
実験動物や他のパブコメは杏さんのご意見も参考にさせて下さいね^^
【2006/01/11 16:15】 URL | あこち→杏さん(最後^^;) [ 編集] | top▲


3.公示・抑留期間は狂犬病予防法から算出したものと思われるが、この法律の最低期間のレベルであり、最長期間は公示・抑留期間を合わせて一週間は取れるはずである。よって一週間とすべき。
3について、もっと長く期間がほしい所ですが、狂犬病予防法と収容される数がまだまだ多い現状を見て妥協しました。
この件に関しては、まず収容される数を減らすこと。一頭ずつ隔離できる収容数と人員、施設が整備できなければ、闇雲に公示・抑留期間を伸ばしてもセンターの業務が増えるだけで機能しなくなる危険があるので…。
【2006/01/11 16:05】 URL | あこち→杏さん(その2) [ 編集] | top▲


杏さん、はじめまして。お名前はお見かけしてました。コメントありがとうございます^^
島根のパブコメは私もギリギリで提出したのですが(学生の頃から一夜漬けタイプ。笑)じっくりと腰を据えて取り組めなかったので参考になるかは…汗。なるぽてママさんのBlogにコメントした内容の補足を書きますね。
1.災害時の避難所へ受入る条件として、飼い犬は畜犬登録と狂犬病予防接種をしている事を追加する。
2.引取料は生後日数による金額の差は不要。生後90日以内の犬猫は不妊手術等の処置を怠った飼主の責任を追求できる金額にすべき。
【2006/01/11 15:53】 URL | あこち@携帯→杏さん へ(その1) [ 編集] | top▲


あこちさん、はじめまして。
カタカナの墓標は何度読んでも、アン女史の全ての生き物(人間にも)に対する深い愛情を感じます。彼女に恥じることのない生き方をしていかなければと思います。
島根のパブコメ、あこちさんのご意見を参考にさせていただいて、時間いっぱい練りたいと思います。仕事中なので出来ないかもしれませんが、いままで送った分に加えて少しでも良い意見を送りたいのでアドバイスいただけると嬉しいです。
【2006/01/11 14:20】 URL | [ 編集] | top▲


>なるぽてママさん
「隠された風景」と同様に、現場の方の声は尊いと思いました。
動物と暮らす暮らさないに関わらず、多くの方に読んでもらいたいです。
アン女史の様な方は、世界中探してもごく一部の選ばれた方なのかも…。
犬へのひたむきな愛情はもちろん、言葉の通じない、何を考えているのか分からない日本人(笑)に対しても、優しい広い心で接していたのだと思います。
なかなかできる事ではありませんよね。
素晴らしい方を知る事ができて、この作品に出会えて本当に良かったです。^^

またパブコメラッシュですね!後でブログへお邪魔しますね~!
【2006/01/11 11:52】 URL | あこち⇒なるぽてママさん [ 編集] | top▲


カタカナの墓碑、私ははじめて読みましたが、
本当にたくさんの方に読んで欲しいですね。
それにしても、いつの世もアン女史のように、
純粋でひたむきな想いは、必ず誰かに
伝わるものなのだと、強く思いました♪
【2006/01/10 15:10】 URL | なるぽてママ [ 編集] | top▲




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