Top | RSS | Admin

2017.07 « 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 » 2017.09


recent entries



ペットの避妊手術~坂東眞砂子氏のエッセーを読んで~ ++++++++ ペットと暮らしやすい町に

2006/08/26

自分の愛犬や愛猫に避妊・去勢手術をさせるかどうかは、
ペットと暮らす全ての人が、真剣に向き合い考えなければならないテーマです。

産まれてしまってからあたふたする前に、自分は何頭まで飼うことができるのか、
その数をハッキリと決めておくべきだと思います。
自分自身の環境と能力を冷静に判断して、産ませる事は無理だと判断したのなら、
数を増やさない(産ませない)対策を考え、手を打つことです。
それができないのなら、動物を飼うことを「潔く」諦めるべきでしょう。

ご存知の方も多いと思いますが、こちらのニュースと記事をご覧ください。

 子猫殺し:直木賞作家・坂東さんがエッセーで告白毎日新聞)
 日本でも、タヒチ(フランス領)でも、動物への虐待・遺棄・殺害は犯罪です。
 毎日新聞は、坂東氏のエッセーが発端の騒動を一早く記事にしてくれました。

 鬼畜子猫殺し坂東眞砂子 -wiki
 問題の日経新聞に掲載された坂東氏のエッセーが読めます。
 「仔猫殺し」「天の邪鬼タマ(仔犬殺し)」の記事をご覧ください。


***********************************

坂東氏とエッセーを掲載している日経新聞に対しては言いたい事が山ほどありますが、

避妊手術のほうが、殺しという厭なことに手を染めずにすむ。


この一文についてのみ、私が経験して感じたことを書きたいと思います。

この坂東氏の言い分と似たような主張(「殺し」が「殺処分」となっていたりする)を何回か目にした事があります。
避妊手術をさせることが、まるで飼主にとって楽な方法であるかのような言い分に、愛犬に去勢手術をさせた飼主として、いつも歯がゆい思いをしていました。

私が愛犬に去勢手術をさせたのは3年前。
当時のことは今でもはっきりと記憶に残っています。

手術当日、異変を感じてじーっと私の目を見つめた愛犬の顔。
手術や麻酔による事故で死亡する可能性がゼロではないと知った時の驚き。
手術前にサインをする時、勇気がいったこと。
手術終了の連絡が入るまで落ち着かなかったこと。
愛犬の元気な表情と、その痛々しい体を見た時の、胸の痛みと愛おしさなど…。

そういった全ての感情や葛藤だけでなく、
手術に耐えてくれた愛犬に対しても、軽く見られている様に感じるのです。
しかし、去勢手術の決断は決して軽いものではなく、愛犬の「生と死」の両方に直面する、重く深い貴重な体験でした。

この世に存在すらしていない愛犬の子孫の事に思いを馳せる時間があるのなら、その時間を現実に生きている愛犬に私は集中したいです。
少なくとも、崖から仔猫を放り投げ続け、その命が果てる場から逃げている飼主よりも、自分のペットの「生と死」から逃げずに、真剣勝負で向き合う経験だったと私は断言できます。

そして、殖えて困ったからと処分されている愛玩動物の多さを知った私にできることは、自分の愛犬だけでも、これ以上「絶対に」命を殖やさないようにすることでした。
人間の事情で人間の傍にいることを余儀なくされた愛玩動物。
そんな彼等が人間の事情で見放されて、まるでゴミのように扱われていることに、自分は無関係だと思えないからです。

私は自分の愛犬の体を傷つけ、彼から子孫を残す能力を奪ったとしても、去勢手術をさせることを選択しました。
それが私の、愛犬に対する愛情と、社会に対する責任の取り方です。

***********************************

えんさんの記事をご覧ください。
私が他にも書きたかった事を、ストレートに分かりやすく記事にされています。

 子猫殺し作家・センセーション?!

***********************************

問題のエッセーを掲載した日経新聞の問い合わせメール
https://sch.nikkei.co.jp/nikkeinet/

注意!!!
WEB署名を集めているブログが存在しているそうですが、疑問視する声があがっています。
メールアドレス収集のために利用されてしまう事もあるようです。
みなさん、WEB署名にはくれぐれも慎重にしてくださいね。
日経新聞へ直接抗議の声を届ける方が、個人的には確実だと思います。

テーマ=犬との生活 - ジャンル=ペット

トラックバック(1) | コメント(12) | top▲




<<お散歩グッズ | Top | うんち、食べた?!>>




Comment
えんさんの記事、拝見しました。素晴らしい!
文章を書くプロたちは恥を感じてほしいです。
TBは多分、反映されないと思うので、記事中にリンクさせてくださいね。

現地の動物愛護団体が動いているようですね。
どうか法律を生かすためにも、逮捕となってほしいです><

JALのペット殺し輸送、子猫80匹SOS、
他にも次から次へと動物問題が起きますね…。
でも、見えない所では動物問題に限らず、もっと沢山あるのだと思います。
全てに全力で取り掛かってしまうと身が持ちませんね…はぁ…。
【2006/09/01 22:51】 URL | あこち⇒えんさん [ 編集] | top▲


masamiさん、いつもお世話になっています!

本当に難しい問題ですね。
私の周りの友人も、避妊・去勢をしているケースは犬の場合は半々くらい。
猫の場合はすべて避妊・去勢をしているようです。

犬や猫側に深刻な事情があって手術できない場合もあるから、強く勧めることはできないけれど、
「生まれてきた仔を育てられないのなら、絶対に産ませないように!」
とは周りに言っています。
私の場合は実体験として、ヘムに避妊手術させた経験をお話して、選択肢の一つとして勧めています。

masamiさんは色々と経験もされているし、水痘症のわんちゃんも家族にいるので、私とは違ったアプローチで避妊手術の問題を伝えることができると思いますよ。
その時は、私も拝見させてくださいね。
【2006/09/01 22:39】 URL | あこち⇒masamiさん [ 編集] | top▲


持論に酔って自己陶酔している人かもしれませんね。
ご本人は頭がおかしい、なんてこれっぽっちも思ってなさそう。

産まれたばかりの仔猫や子犬を井戸に落としたり、川に流したりという風習は昔からあるし、ダンボールに入れてゴミの日に出す人は、まだ沢山いると思います。
こういう飼主の行動を正当化するエッセーを書いたのが坂東氏です。
文章を書くプロである作家がこのような事を書けば、その影響力は絶大で脅威になりますよね。
騒動になって当たり前なんですよ。

このエッセーを載せた日経新聞には私も不信感を持っています。
日経新聞にはぜひ、直接メールを送ってみてくださいね。
【2006/09/01 22:27】 URL | あこち⇒bibiさん [ 編集] | top▲


私ね、どうしてこの方々は犬猫と人間を同じように考えるのか不思議なの。
こういうインテリな職業の方って、犬猫を擬人化する事を軽蔑しそうなのにね。(精一杯の皮肉です~)

もっとシンプルな事を難しくしている様に見えるんだ。
「動物を飼う」と言うことで一番大切なことは何か?
それは「動物が死ぬまで面倒をみる(終生飼養)」ということだよね?

自分達が人間であること、犬猫にはそれぞれの生理・習性・生態があること、人間が動物を飼養するということ、ここをしっかりと押さえて持論を展開すべきじゃないの?
人間の様に年がら年中妊娠OKの動物と、出産や妊娠、性について同列に語る事に無理があると思う。

避妊手術をさせるかどうかの前に、終生飼養ができるかどうかだと思う。
でも、自分の犬猫が産んだ命に対しても「終生飼養」という責任が飼主にはある、という所を忘れてしまう人って意外と多いように思うんだわ。
そういう大切な所を押さえないまま、坂東氏のような持論を展開するのは見当違いでしょう。

田口氏の持論は論点がずれているように思う。
人間だって、育てられないのなら子供は産まない、産ませないようにすべきでしょう。
その選択肢(子宮・睾丸を手術で取ってしまうかどうか)を人間と犬猫を同列にするのは違和感があって当然!
【2006/09/01 22:20】 URL | あこち⇒tenderさん [ 編集] | top▲


これ私もビックリしました。
記事を書いたのでTBさせていただきたいのですが、
確か、ドブからだと、FC2に対してTB失敗する可能性が・・・・

私もこの記事読みましたが行為をコッソリ行なっている
とは別にして、頼むからその行いを自分だけの
価値観や倫理観と美徳とともに公の場で発表しないでくれって
思いました。

今回彼女はタヒチ(フランス領)にいるので
フランスの刑法(EUは日本より動物愛護に敏感)
が適用する可能性があるそうですが

読んでいて悲しくなりました。

最近、JALのペット殺し輸送といい 子猫80匹SOSといい
動物に関する悲しい事件が後を絶たないのが辛いです。
【2006/09/01 19:28】 URL | えん [ 編集] | top▲


あこちさん、避妊、去勢は賛否両論別れるとても重い問題ですね。
でも、絶対必要なことであると言うことは、いま怒っている数々の事件を目にしたら一目瞭然です。
私もじっくり腰を据えて取り組んでみたいと思います。
果たして私のつたない文章力デマ止められるかどうか自信がありませんが。
【2006/09/01 11:39】 URL | masami [ 編集] | top▲


昼休みの記事読んで腹が立ちましたよ。
この人頭がおかしんじゃない?
生まれたばかりの猫を投げ捨てるなんて、、、
正気の人には出来ないですよねぇ。
こんな人がいるから可哀相な子が増えるんですよね。
本当に逮捕もんですよね。。。

それとこんな内容を載せる新聞社にも腹が立ちますね。
担当者に会ってどういう気が載せたの聞きたいです。。。

【2006/09/01 00:04】 URL | bibi [ 編集] | top▲


リンク先読んでみました。
人工中絶が歓迎されているような感覚に違和感を覚えました。
確かに、合法なんだけど。
生の喜びVS性の喜び。彼女にとっては「性」の方が大事で、そのためには「生」を犠牲にしてもよい、人間だってそうなんだから、ということなんですね。
彼女の中でつじつまが合っているのでしょうね。
世の中に、喜んで中絶手術を受ける女性がどのくらいいるというのだろう?
【2006/08/31 08:04】 URL | tender [ 編集] | top▲


まったくもって同感。
本当はもっともっと色々と書きたいことがあったんです。

坂東氏の行動の残虐性と犯罪行為への追求。
飼えないからと言って保健所へ連れてくる飼主と何ら変わりがないこと。
生まれたばかりの子犬や仔猫をダンボールに入れて川に流したり、捨てたりする行為と同じだということ。

何よりも、ペットを取り巻く問題の根本は「余るほど増える、増やす」ことにあるとにも触れたかったです。
でも、あまりにも長くなるし、自分の力量ではまとめきれなくて…。

「かわいそう」という安易な言葉では解決できないほど、余るほど増えてしまって深刻な状況なんですよね。
避妊手術しか今は残されていない!
そこまで深刻な現実に直面していたら、あんなエッセーを書いたり、仔猫殺しを正当化する持論を擁護できるとは思えないです。

ペットを飼うことのエゴなんて、言われなくても分かってる。
犬と暮らすこと、里親になることも、褒められることでも何でもないもの。
だからと言って、生まれてきた命を最期まで責任を持って育てないことの理由とは別でしょう。
ペットが野生動物ではなくなった時点で「自然」ではなくなっていて、その状態を人間が作ったのであれば、人間なしに生きられなくなった彼らのために
「今現在、自分の置かれている社会の中でできること」
を考えてあげるべきでしょう?
私には現実問題を見ないで逃げている「現実逃避」にしか見えない。

ペットを取り巻く問題の本質が、この坂東氏のエッセーにはほぼ網羅されているのね。
だから黙って見過ごせない私がいるんです。

坂東氏の持論を擁護する作家の記事を教えてもらいました。
もっともっと、深く追求してから持論を展開してもらいたいものです。
http://runday.exblog.jp/4403629/
【2006/08/30 23:45】 URL | あこち⇒tenderさん [ 編集] | top▲


本当にごめんよ~。
日経新聞に定期的にコラムを持っている人だったのですね。
【2006/08/28 21:57】 URL | tender [ 編集] | top▲


tenderさん、コメントありがとう!
あのね、坂東氏のエッセーを載せているのは『日経新聞』なの。『毎日新聞』はこの問題をどこよりも早く取り上げてくれているの。
私の記事が分かりにくかったですね。実は新聞社の名前を混乱させてしまうかも…と少し不安だったんです。ごめんなさい!
もし、他にも混乱された方がいたら、すみませんでした。
ちなみに、私は日経新聞にはクレームメールを、毎日新聞にはお礼メールを送りました。
【2006/08/28 14:11】 URL | あこち→皆さんへ取り急ぎ [ 編集] | top▲


同じ生ある生き物のすることには思えない、わけの分からないオバサンです。
作家という人類の知識階級(色々なことを知っているという意味で)にあるわけだから、もう少し近代科学、(獣)医学に敬意を払って欲しいものだと思いました。

早く逮捕して。あー、でも罰金払うか、期限付きの投獄で終わりかな。。。

毎日新聞って、こういった話題をしれーっと記事に入れてしまうのですよね。。。
以前、犬の福袋が話題になったときも、毎日新聞の記事だったことを覚えています。
何かの事件のときにも、オイオイそんな未確認情報載せてもいいのかい?っていうネットニュースを見かけたこともあります。後で消えてましたけど。
【2006/08/28 13:36】 URL | tender [ 編集] | top▲




コメント










管理者にだけシークレットコメントをおくる
  シークレットコメントにはレスをしない場合もあります。ご了承くださいm(_ _)m



Trackback
Trackback URL
→http://hemhem.blog6.fc2.com/tb.php/637-b2dabb66
FC2blog user only
命の重さ
坂東真砂子さんの子猫殺し記事についてのことなど、いつもお世話になっているあこちさんのブログで詳しく読むことができました。話題にされているだろうと思ったし、しっかりと記事にまとめてくださってるはずと思った ~ボーダーコリー×ボーダーコリー~【2006/09/04 22:57】
| Top |